サイトマップを作成する
目次
サイトを構成するうえで、サイトの地図となるサイトマップの作成について触れていきます。
サイトマップとは?
サイトマップとはサイトの地図
ホームページを構成していくうえで、サイトマップは地図の役割を果たします。
ホームページにどんなページを入れるかをきめる
作りながらコンテンツを考えて構成する場合もありますが、おおよそのコンテンツをどこに配置するかをあらかじめ決めていない場合、構成がごちゃごちゃになったり、見にくいサイトになってしまうケースも。
コンテンツ内容を俯瞰する意味でもサイトマップを事前に用意する事は重要となります。
トップページからの動線の設計を考える
優れたコンテンツを作成しても、そこにリンクとして到着できる動線がなければ、たどり着けません。
メニューやトップからのリンクなどで目的のコンテンツに遷移させることを事前に把握する意味でも、サイトマップを作成することは重要です。
サイトマップを効率的に進めるには参考サイトを見る
サイトマップを作成する上で、効率よく進めるには、自社が競合として意識している会社やベンチマークしている会社の構成を確認します。
大まかな流れを確認します。
たとえば、上記サイトのような内容でしたら
- トップメインビジュアル
- 車種一覧
- サポートコンテンツ
- 店舗検索
- ピックアップ
- ニュース
- オファー
- フッター
などのように構成されています。
大手サイトの場合、構成に関してコンサルや大手の制作会社様が入っていることもあり、ユーザーの動線について意図があって構成されていることも多いので、必要な要素は参考にして盛り込むことがお勧めです。
改めてヒアリングシート・目的を確認する
ここまで、参考サイトをもとにサイトマップの草案を構築したかと思いますが、改めてここで目的の整理を行います。
これから制作するサイトが誰に向けたものなのか、このサイトのゴールはどこなのかを明確にし、コンテンツのどこに盛り込むのかを明確にすることで、求められる要素と打ち出すコンテンツにずれが生じないようにします。
例えば画像のような不動産会社様の例ですと、
・売買を目的としたユーザーが対象
・特に買取を強化した内容で訴求する
・強みとして、地域密着で30年以上その土地で不動産業をしている
・メインは買取で物件紹介も一部行う
・採用もかけていく
など、目的や強みを書き出しておくことで、何を優先的に記載して、他にどんな要素が必要なのかがわかりやすくなるため、スムーズにコンテンツ内容を決定することが可能です。
次にサイトマップに起こしていく
目的や記載内容の一覧が作成できましたら、次に実際にサイトマップに起こしていきます。
左側から第一階層、矢印の進んだ先が第二、第三階層と深い階層に進んでいく流れになります。
矢印の先はクリックした先となります。
先ほどまでで、コンテンツ内容や強みを整理したものを優先的に配置していき、優先度の低いものは下の方に構成されています。
現在、スマホファーストの構成が一般的になってきたことから、昔のように左側にメニューがあって右側にメインコンテンツのあるものから、トップページは縦に全てコンテンツが配置されることが一般的になってきました。
ですので、縦にスクロールしてコンテンツを掘り下げることを考えると、優先的に見てほしいところや強みとなるところは、できるだけスクロールの少ない上の方に配置しておく必要があります。
このように、サイトの構成をあらかじめ動線として起こしておくことで、サイトを構築する際に見直して作成していけますので、スムーズな構成が可能になります。