飲食店、飲食業界
飲食店への集客は、一般的に食べログやぐるなびなど、飲食店向けメディアへの掲載が多く、かつ費用対効果も高いものとなっております。
飲食店で自社ホームページを必要としている会社は、以下の様な例があります。
クリスマス・年末年始などイベントサービスを提供している店舗
食べログやぐるなびの大きな強みは、その媒体を随時見ているユーザーがおり、アクセス母数がある程度見込める事です。
しかし反面、デメリットとしてプラットフォームの決めた枠組みに依存しやすい点が挙げられます。
例えば、「よし今日は焼肉に行くぞ!」と決めているユーザーの場合「渋谷 焼肉」など地域+料理名で検索をかけ一覧で並んだものの中から選びます。
この場合、ユーザーから決められたレビュー、星の数、想定予算などから選ばれます。
また、決まった枠の中で料理の写真を掲載していくため、魅力が100%伝わりにくい所があります。
例えば、夜景の見える席でクリスマスディナーの特別なコースを用意していた場合、その魅力は料理の見た目だけではありません。
ロケーションや店内の雰囲気、クリスマスをイメージしたイベントなど全ての要素が重なって一つの魅力となります。
決められた枠の中で料理の写真だけを掲載していては、この魅力はなかなか伝わりません。
こういったイベントコースの魅力を伝えられるために、そのイベントに合わせた特設サイトやLP(ランディングページ)を作成される飲食店様もいらっしゃいます。
景観や、デート利用されるお客様への配慮、専用の予約フォームなどを設けて料理の写真だけでは伝わりきらない魅力を特設サイトで伝える事ができます。
これから求められる事前決済
最近、団体客の予約キャンセルが度々問題となり、ニュースなどでも取り上げられています。
少しずつこれらが改善されるような動きは出てきているようですが、まだまだ飲食店様には大きな痛手となっているのが現状です。
これを解消すべく、団体客の予約は店舗ホームページで受け、コースの事前決済を行うことで解消に近づけられます。
通常旅行会社などの場合、キャンセルの何日前は何パーセントのキャンセル料などが発生しますが、飲食業界にはまだまだこれが根付いていません。
コースの予約を事前決済制にし、キャンセル規約を設け、お食事当日追加で費用が発生した場合は店舗で受け取るなどを行えば、団体客からの無断キャンセルによるロスなどが発生しにくい状況を作ることができます。
飲食業界の新卒採用
様々な業界の中でも飲食業界は1,2を争うほど新卒採用が難しい業界になります。
大学を卒業し、現役で飲食店への就職を望む方は相当少ないのが現状です。
しかし、リクナビやマイナビなど新卒向けの採用媒体は、基本的には給与面などの採用条件が並んでいるものになります。
これでは、給与が最も高い所や、休みが多いところなど、条件の良い所かどうかでしか判断できません。
飲食店で新卒採用を行っていくには、その会社のビジョンや求職者が将来的に得られるモノ、なぜこの業界で、この会社なのかをコンセプトにまとめて打ち出す必要があります。
採用難度が高い業界ほど、自社ホームページによるコンセプトの打ち出しは効果を発揮します。